近江の地酒:長寿 金亀「赤」

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100%の…

たまに会社の帰りに京都駅の伊勢丹地下へ日本酒を買いに行きます。伊勢丹ですから全国の蔵のお酒が販売されているのですが、滋賀のお酒もいくつか置いてるんですよね。

先週は豊郷町の「岡本本家」さんが販売に来てました。初出店だそうです。

岡本本家さんと言えば「金亀 白80」。

80とは80%精米のこと。このお酒、低精白のわりに甘味と酸味のバランスが非常に良く、適度なしっかり旨口感がいいんです。しかも安い!ということで私の定番酒となっています。

なので私の中では金亀と言えば、この低精白だけど美味しい旨口のお酒というイメージ。「獺祭 磨き二割三分」に代表されるような超高精白がもてはやされる時代に、真逆の造り方で挑んでいる酒蔵なのです。

そんな金亀の中でもひと際異彩を放っているお酒があります。それが…

長寿 金亀「赤」100

100です。意味がわかりませんよね? 100%の100ですよ。

オレンジ100%ジュースと同じ100%です。100%カタオモイ~ベビアイラブソ―スキスキベイビー!を思い浮かべた方は年齢が私と近いのではないでしょうか?

もう薄々感づいているでしょう?

そう、そのまさかです。100%とは文字通りお米100%…まったく精米しないまま造ったお酒ということなのです!その意味するところは…

つ・ま・り 「玄米」醸されたってこと。

こんなことあり得るのでしょうか? 高精白の時代に喧嘩売ると言っても、何も全く精米しないままお酒を造るなんてあまりに無謀! でもその無謀がここにあるではありませんか! しかも伊勢丹の店頭で売られているのです!

実は以前から存在は知ってました。が、ちょっと手が出しづらかった…。そりゃそうでしょ。酒蔵も冒険しているとは言え、買う方も相当な冒険です。しかもお値段は720mlが2160円もしますから。で、試飲させていただいたところ、これが結構イケる感じだったので、ものは経験ということで購入した次第です。

色は琥珀色。味はどことなく古酒というか、紹興酒に近い味わいか…。木之本・山路酒造の「桑酒」にも近いような。そういった独特の穀物系のコクのある味わい。もはや日本酒といったジャンルで括るお酒ではないですね。でも不思議と喉越しがよく、後味がすごくスッキリしているところが、古酒や紹興酒や桑酒とは違います。

合わせる料理は選ぶと思いますので、どちらかというとお酒そのものを楽しむほうが良いかもしれません。たぶん鮒寿司には合うでしょう! 鮒寿司のオスの酸っぱいヤツや、飯(イイ=鮒寿司を漬け込んでいるご飯)をつつきながら飲むのがよろしいかと。

こんなお酒がある滋賀の懐はかなり深い!と思いませんか?

ちなみに金亀は赤100、青90、白80、茶70、緑60、黒50、藍40がレパートリーとして販売されています。しかも生原酒と火入れの2ライン。伊勢丹では30や20も試飲させていただきましたが、こちらはかなりスッキリ淡麗辛口って感じの飲み口でした。その分私の中では金亀っぽくないというか…。その幅の広さも滋賀の酒文化の幅広さを感じさせますね。

さあ、あなたの日本酒の概念をぶち壊す、金亀「赤」100。滋賀酒ワールドの真骨頂を体験してみてはいかがでしょうか?

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