自転車で行く近江の城(10)観音寺城

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戦国ワンダーランドな近江でサイクリング!

来年1月に始まるNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の舞台にもなる滋賀県では、戦国ムードを盛り上げようと、「戦国ワンダーランド滋賀・びわ湖」という観光キャンペーンを県全体で展開しています。これのオープニングイベントが安土城址の近くにある安土城考古博物館周辺でありました。

戦国ワンダーランド滋賀・びわ湖 令和の滋賀はNHKのドラマで盛り上がりそうです! 滋賀県は、現在放映中の朝ドラ「スカーレット」の舞台となっていますが、2020年1月スタートの大河ドラマ「麒麟がくる」の舞台も、主人公・明智光秀が活躍した滋賀の露出が増...

その様子は地球の歩き方ブログにて紹介しております。

この流れでいくと普通は「安土城址」の紹介かと思うでしょう? しかし、つい天邪鬼な心がふつふつと湧き出しまして…。昔からFunazushi-maruは「有名」「メジャー」「流行」と言ったものを避ける傾向のある性分。お陰様で当ブログも「滋賀」や「旧街道」といった決してバズりそうにないテーマを主題としているせいか、アクセス数はずっと停滞…、私がブログで飯を食えるような世界はあと1億年は来ないと思われます。

まあ、そんなことはどーでもいいのですが、先日「近江・戦国ライド」というロングライドイベントが行われました。目的地は、やはり近江戦国と言えば「有名な」安土城。

同じ日にびーもサイクリングの担当を任された歴史好きのFunazushi-maruとしては、これに闘志がメラメラを燃え盛り、思いっきり被せていく…いや、オマージュした企画を考えました。

それが、「沖島行ってカフェして、近江八幡でランチの後は、観音寺城攻めヒルクライムサイクリング」というてんこ盛り企画。

安土山と向かい合うようにそびえる繖山には、安土城ができる前「観音寺城」という城がありました。どうしても安土城ばかりが目立ちますが、実はそれよりもはるかに巨大な山城が繖山一帯に広がっていたのです。で、そこに至る道は坂好きなサイクリストも満足できるヒルクライムコースとなっており、サイクリングの楽しい?要素もバッチリ。で、その下見がてら「観音寺城」へ行ってきたというわけです。

観音寺城とは

では、場所を確認しておきましょう。

グーグルマップを航空写真モードにすると良くわかりますが、観音寺城のある繖山は安土城のある安土山とは尾根続き。というかほぼ一つの山ですね。

城主は鎌倉時代からの近江守護・佐々木六角氏。麓には佐々木姓発祥の地とも言われる「沙沙貴神社」があるなど、古くからこのあたり一帯は佐々木六角氏の支配する土地でした。

そんな繖山の頂上にあるのが1400年前に聖徳太子が開山した西国三十三所「観音正寺」。どうやら佐々木六角氏は寺を城郭として利用しつつ、西暦1500年頃には寺を徐々に本格的な城へと変えていったのではないかと言われています。

安土城が本格的な石垣の城のルーツであり革命的な城だと言われていますが、その安土城の目の前には、山全体が石垣で覆われたような壮大な観音寺城があったと言われています。ただ、どうも城と言うには軍事的な意味では防御が弱く、どちらかというと権威の象徴や佐々木六角氏の政庁としての機能がメインの館群だったのではないかと言われ、その評価は定まっていないようです。信長が近江侵攻してきた際に城主は逃亡し、あっけなく廃城となってしまいますが、信長はその観音寺城の麓にある安土山に、改めて城郭全てを石垣で築いた豪壮な城を作ったことになります。

観音寺城への道

そんな観音寺城に向かう道は2か所。五箇荘側からは境内近くまで車道があるようですがキツイ坂が序盤に待ち受けるらしい…。

安土城考古博物館

ということで、今回は安土城考古博物館の裏側から向かいます。サイクリングコース的にもこちらがいいでしょう。

桑実寺の参道前を通り、軽くアップダウンを越えると、

瓢箪山古墳

滋賀県では最大級の前方後円墳「瓢箪山古墳」がありました。

その先では結構な斜度の坂道が現れますが頑張って進み、ピークから下ったところの左手に有料道路の料金所があります。

自転車は無料なのでそのまま通りぬけますが、ゲートの先からはいきなりキツ目の登りが始まります。

ざっくっと、坂の始まりからは約3㎞、料金所からだと2㎞って感じのヒルクライムですね。

大石垣の絶景!

しばしヒルクライムを楽しんだ後、観音正寺まであと数100メートルというところに、城跡へと続く山道口がありました。

観音寺城大石垣へ続く登山道

ここで自転車を降り、急な階段を登ります。ヒルクライムで疲れた脚に堪えます…。

登山道は枝を払ってあるなど、結構しっかりと整備してくれています。

途中、木村邸・埋み門と書かれた案内が。徒歩3分程度ですので、まずはそっちへ。

木村邸・埋み門正面

木村邸・埋み門を内側から見る

山城にある土塁の虎口を思わせる形状の石垣が現れました。やはり土塁だけよりも石垣があったほうが人工的な建造物であることがよくわかりますね。

大石垣まで徒歩20分と書かれていましたが私の足で15分弱歩いたところで、大石垣のある場所へとたどり着いたようです。

舞台のような広くて平たい場所が現れ、観音寺城と書かれた大きな幟が2本、抜けるような青空にたなびいていました。

で、大石垣はどこ?

その舞台のような場所からは、眼下に新幹線や中山道、遠く八日市あたりまで見渡せます。これは素晴らしい景色。しばしカメラを手に見とれます。

で、大石垣は…

と、舞台の奥まで歩き、ウロチョロしながらふと振り返ると…、

観音寺城大石垣

ああ、さっきの舞台が大石垣そのものだったのね。足元にあったとは思いませんでした。

どおりで見晴らしがいいわけだ。

この大石垣、ちょっとした天空の城っぽくてなかなかカッコイイ石垣じゃないですか。軽く下見のつもりでしたが、いいもの見ることができました!

この登山道は大石垣までのようで、本丸跡には一度降りて観音正寺の境内から向かうようです。というわけで、今回は時間切れのためここまで…。

でも、ここからの眺めはホント最高にいいですね。山城好きでなくても満足できるのではないでしょうか?

と言うことで、本丸跡はまた今度。

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