近江の地酒:芳弥

大溝町限定酒?

ラベルには「大溝町 芳弥 電話十一番」…
なんじゃこりゃ??という、なかなかインパクトがありながら、昭和チックな郷愁を誘う雰囲気。思わずラベル買いしちゃいました。

大溝町とは北国海道が通り、日本の渚100選にも選ばれている「萩の浜」にもほど近い場所。
勘の良い人ならもうわかってると思いますが、
大溝町の酒蔵と言えば、萩の露を醸す「福井弥平商店」でしょう。

この「芳弥」、福井弥平商店の量り売り限定酒なんです。


▲北国海道沿いにある福井弥平商店


▲福井弥平商店のサイトより(2017年9月のチラシ)

芳弥と言うのは調べた限りでは、どうも昔の屋号らしい、なるほど…。

萩の露の量り売り生原酒

スペックはと言うと…
純米吟醸生原酒ということ以外は不明。

高島市と言えば、コッテリ旨口系の上原酒造の「不老泉」も大好きなんですが、福井弥平商店の「萩の露」はどちらかというと辛口系ラインナップの多い蔵。
そんな蔵の量り売り生原酒だから、割とスッキリ系かもと予想。

オウチに帰って開栓。
少し大きめのお猪口に並々と入れて香りを嗅ぐと、非常にスッキリとした軽やかな香り。
口に含むと、最初は原酒でもあるのでワッと強めの新酒のようなフレッシュ感のある甘さが広がります。といっても甘さと酸味のバランスが良くクドくない。
特徴的なのはそのあとのキレ。喉の奥で辛口にありがちなアルコールのカアッーとくる感じが全然ないんです。
飲み込むときにはスウッーと喉に吸い込まれるように入っていきます。こりゃ旨い!
生原酒なのを忘れて飲みすぎてしまうタイプのお酒です。
アテなしで味わいたい酒ですが、料理の邪魔もしないので何でも合いそう。

これはますます酒米がなんなのか気になるところですが、何となく山田錦独特のキレを感じさせるもの。
まあ、私程度の経験では大した唎酒力はありませんので・・・。
でも、スペックがわからないのも逆に楽しいですね。誰か答えを教えてくれないもんでしょうか。

次回の量り売りの日にもう一回いけばいいか。

福井弥平商店

・株式会社 福井弥平商店
・住所:〒520-1121 滋賀県高島市勝野1387-1
・TEL:(0740) 36-1011 (代表)
・アクセス:JR湖西線近江高島駅から徒歩10分

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