自転車キャンプをやってみたい!

緊急事態宣言下だけど…

せっかく「びわ湖のグラベルロード」を手に入れた今、やはり流行りのバイクパッキングをやってみたい!

グラベル買ったんだから当然の帰結ですね。まあ、世間に流されやすいというか…。

元々キャンプは子供達が小さい頃はよく行ってましたし、一昨年も四国一周では野宿も経験済み。ただ自転車に一人用のテントを積んで、キャンプ飯を食べるってのは未経験。

最近はソロキャンプのブログや動画が大人気ということで、あちこちに情報は豊富にありますから、そんなのを見てるとバイクパッキングでのソロキャンプにどんどん惹かれていってしまいます。

しかも、自宅からすぐ近くに琵琶湖! 湖岸の緑地公園では土日ともなると、多くのキャンパーで賑わっています。だって駐車場と綺麗なトイレが整っているのに無料で利用できるんですから。そりゃ関西全域から集まってくるはずです。

しかし、そのことが仇になってか、まん延防止等重点措置の出た後は湖岸の緑地公園は封鎖されてしまいました。それでも感染者数が減らなかったこともあって、ついに滋賀県までもが緊急事態宣言の対象エリアに指定されてしまいました…。

キャンプ道具をどうするべきか…

とはいえ、一度付いたキャンプ行きたい気持ちは収まりません。当然ながら日帰りキャンプではなく、お泊まりするやつが前提です。

となると、テントやら寝袋など様々なキャンプ道具が必要になります。こういった道具も最近ではファミリー向けのリーズナブルなものから、登山で使うような本格的に大変高価なものまでピンキリで手に入りやすくなりました。ダイソーが1000円で寝袋売る時代ですから…

しかし、自転車に積んで持っていくことを考えると、やはりコンパクトで軽量なものになります。だいたいそんな商品は本格的なものに分類されるので高価なんです…

まあ泊まるにしても、キャンプ場でテントを借りるとか、コテージやバンガローするとか、いくらでも合理的で安価に済ませる方法はあるんですが、ちがうんです。そうじゃないんです。

自転車に積んで持っていきたい! 

つまりバイクパッキングというやつをやりたいのです。

とはいえ、自転車キャンプ的には完全初心者な私が、いきなり世間で評価の高い高性能なツールを金に物言わせて買い揃えるには修行が足りません。

私の作戦は、リーズナブルでそれなりに使い勝手が良さそうで、そこそこ評価も高い製品をネットで調べまくってポチる、ということに。あ、全然作戦でもなんでもないですね…。

要するに初心者なので、まずはコスパの良さそうな製品で始めようということです。(あくまでもフナズシマル基準のコスパですのであしからず…)

買ったもの① テント

まずはテントだろ!

ということで、私が選んだのは…

Naturehike Cloud UP2 Ultralight Tent

ネイチャーハイクというメイカーの「クラウドアップ2 アップグレード版 超軽量テント」というもの。

生産国はだいたいどこのメーカーも中国製ですが、これは中国メーカーの製品になります。

怪しいメーカーだとホームページや商品紹介のページの時点で、おかしな日本語だったり、説明がよくわからない感じだったりしますが、こちらのメーカーのサイトは結構しっかりしています。

Youtubeなどでも紹介されてたりして、情報はそんなにないものの、そこそこ使い勝手よさそうな雰囲気。

ちなみにこの製品のスペックですが、

メーカー
製品名
モンベル
ムーンライトテント1
モンベル
クロノスドーム1
ネイチャーハイク
クラウドアップ2
本体サイズ
H×W×D(cm)
105×110×210105×100×220100×125×210
収納サイズ
H×W(cm)
56×16φ43×16φ40×13φ
重量(kg)1.72.21.72
耐水圧(mm)1500〜20001500〜20004000
使用人数(名)111〜2
価格30,580円(税込)25,080円(税込)17,800円(税込)

メジャーなモンベルの一人用テント2製品と比較してみました。

スペックだけで見れば完全にネイチャーハイクが優ってます。実際のクオリティーは使ってみないことにはわかりませんが、自転車キャンプ用途のスペックとしては申し分ありません。

ちなみに私が購入した2021年1月時点では14,800円でしたので、かなりのコストパフォーマンスです。

耐水圧が飛び抜けて数値が高いですが、通常1500mmもあれば十分とのことなので、ある意味オーバースペックですね…

それよりも、私は割と大柄な体格なので、2名まで使える広さっていうのがありがたいです。

フットプリントという防水加工されたグランドシートが付属しており、地面からの湿気の侵入を防いでくれるだけでなく、フットプリントとフライシートだけで組み立てれば超軽量なシェルターになります。たぶんビーチテントのような感じで使うのかな?

家の中で組み立ててみましたが、非常に簡単であっという間に組み立てられましたよ。

「自転車とアウトドアライフ」さんの動画では、組み立てから生地などの評価などわかりやすく解説されており、非常に参考になりました。

買ったもの② 寝袋

キャンプで重要なもの。もう一つは寝袋です。

しかもこの二つは持ち物の中でもっとも嵩張るランキングの1位と2位です。

寝袋も可能な限り小さくて軽量なものを選ぶべきなのですが、テントと同様に小さくて軽いほど結構いい値段になってしまいます。価格を考えないならば、中綿が軽くて温かいダウン一択でしょう。

価格面を重視する場合、比較的安価な素材となると化繊の中綿のもの。その中で何かいいものはないかと探してて見つけたのが、

Snugpak ジャングルバッグ スクエアライトジップ

Snugpak(スナグパック) の「ジャングルバッグ スクエアライトジップ」という製品。

ネットで探したのですが、サイズと価格で決めました。

こちらもいくつかの製品と比べてみましょう。

メーカー
製品名
モンベル
アルパインバロウバッグ#3
スノーピーク
寝袋SSシングル
Snugpak
ジャングルバッグ
本体サイズ
H×W(cm)
適応身長
183cmまで
196×78220×80
収納サイズ
H×W(cm)
34×17φ49×20φ30×15φ
重量(g)9801800900
中綿素材ポリエステルポリエステルポリエステル
快適温度(℃)7137
価格14,300円(税込)5,478円(税込)8,580円(税込)

ジャングルバッグのスペックは、なかなか初心者にとってバランスのよい選択肢になるのではないでしょうか?

あとこのジャングルバッグ、封筒型に分類される寝袋なのですが、マミー型のように頭までスッポリと被ることができます。それで顔のところはメッシュになっているので通気性も確保しつつ、蚊除けにもなるんですよ。

そんな特殊性も兼ね備えつつのこのお値段。思わずポチってしまいました!

デザインもミリタリー調で、このまま自転車に括り付けてもカッコいいですしね。

買ったもの③ シングルバーナー

キャンプといえば憧れるのが、専用の調理器具を使ってキャンプ飯を作ること。で、星空をみながら一杯…、これでしょう!

ファミリーキャンプでBBQをしたことは何度もありますが、今流行りのソロキャンプでよく見かけるシングルバーナーやコンロは持っていません。

シングルバーナーって奥のふかそうな世界で、なんにも知らない素人が安易に手を出すべきものではない道具というイメージがずっとあって、なかなか手を出しづらかったんですよね。

たかだか(って言ったら怒られるかもしれませんが)カセットコンロの火が出る部分だけ分離したようなものが、4,000円以上という素人には理解できない値段で売っていますから。

だって家で使うコンロなんて、2,000円程度で売ってるじゃないですか。

しかも燃料はガスだけでなくって、灯油やホワイトガソリン使うものがあったり、ガス缶タイプだけでも缶の形状が色々だし、バーナーと一体型にするものやホースでつなぐものなど様々…。

もう、わけがわかりません。

ふと、モンベルショップをうろうろしてたら目に入ったのが、

JETBOILという製品。

えっ?これってシングルバーナーなの?っていう見た目。

というのは、この製品はシングルバーナーとクッカーと言われる鍋部分が一体化した製品なのです。で、ガス缶やバーナーといったパーツはすべてこのクッカーの中に収納できるので、非常にコンパクトに持ち運べるという代物。

ジェットボイルいうだけあって500mlの水を、わずか2分30秒で沸騰させてくれます。それくらい燃焼効率が良いのでガスの消費も少ないのです。ということは、つまりガス缶を持っていく数も少なくて済みますよね。

メーカースペックでは、専用のガス缶一個で12Lの水を沸騰させられるとのことなので、だいたい一缶60分程度は燃焼するといい感じですかね。

なんとなくシングルバーナーの定番かと思われる、岩谷のジュニアコンパクトバーナー CB-JCBと比較してみます。

品名JETBOILジップ岩谷カセットガス
ジュニアコンパクトバーナー
火力1134kcal/h2,300kcal/h
燃焼時間約60分/缶
※ジェットパワー100g
約120分/缶
※イワタニカセットガス250g
燃料独自配合ガスLPG(液化ブタン)
缶タイプOD缶
100g=∅9cm×高さ7cm
CG缶
250g=∅6.8cm×高さ19.8cm
本体価格11,550円(税込)
※モンベルOLショップ
4,630円(税込)
※Amazon
缶価格506円(税込)
※モンベルOLショップ
315円(税込)
※アスクル
※価格はいずれも2021年9月現在のもの

コスパだけならイワタニですかね。

イワタニの場合、家で使う普通のカセットガスが使えるので、実際には3本セットとかで安く手に入ります。あとコンビニなんかで手に入るという気軽さも良いですね。

サイズや重量については一体型のジェットボイルと、バーナー単体のイワタニでは比較が難しいですが、イワタニはカセットガスの大きさや、クッカーをそれぞれ用意して持っていくという点で、おそらくさらなる収納ノウハウや工夫が必要になるのかな?と思います。

その点、ジェットボイルは何にも考えずに、これ一個持っていけば取りあえずはキャンプ飯はできそうなイメージだし。

本格的な調理まではハードルは高いけど、ひとまずお湯くらいは沸かしてインスタント食品で簡単にキャンプ飯気分を味わったり、コーヒーを淹れてみたいというニーズには応えてくれそう。

ということで、私はジェットボイルを買ってしまいました。

って、えっ、高いけど…。

考えすぎて、思考停止してしまったかもしれません。気がついたらレジに持っていっておりました。

買ったもの④ コーヒーミル&コーヒープレス

上記に、

コーヒーを淹れてみたいというニーズには応えてくれそう

なんて書いておりますが、この時点でジェットボイル買って、キャンプ場でコーヒー飲んでる自分というイメージを勝手に作り上げておりました。

で、どうせならコーヒー豆も挽きたてがいいよねってなりますよね、当然の流れとして。

家で生豆から焙煎して、キャンプに持っていって、現地で豆を挽いて挽きたての香りを大自然の中で楽しむ。おお、やってみたい!

で、買ったのが、

ポーレックス コーヒーミル・Ⅱ という製品です。

サイズは:径4.9×高さ19.2cmで、重量は280gです。豆は30gを挽くことができるので、だいたい2杯強〜3杯分ってとこでしょうか。

もう一つ小さいサイズのコーヒーミルミニって製品もあり、そちらのほうがソロキャンプ向きっぽいのですが、大は小を兼ねると言いますか、数人でキャンプに行ったときに3杯分くらいは作りたいよなって考えると、何回も豆を挽くのも時間かかってしまうので大きいほうにしました。

ソロキャンプ向けのコーヒーミルでは圧倒的に評判が良かったのと、分解して洗いやすそうなとこも良かったですね。若干お高いですが…。(だんだんリーズナブルから離れていってるけど…)

豆を挽いたらコーヒーを淹れる作業をしないといけませんが、その淹れ方をどうするか?

せっかくジェットボイルがあるので、ジェットボイルを活用したいところ。

このジェットボイルにはオプションで、コーヒープレスっていう金属フィルターがあるのです。

一般的にコーヒープレスの道具ってこんなのです。

この道具って、どちらかというと私の中では紅茶のイメージですが、れっきとしたコーヒーの抽出道具。

コーヒーの抽出と言えば、ペーパーフィルターなんかを使ったハンドドリップが割とメジャーかと思いますが、この道具を使ったフレンチプレスっていう方法は非常に簡単なんです。

コーヒープレスに粗目に挽いた豆を入れて、お湯を注いで4分程度放置するだけ。

誰でも一定の味が再現できますし、ペーパーフィルターに比べ濃厚でワイルドな風味が楽しめるそうなんです。この方法や味わいはキャンプの雰囲気には合うなあって思いました。

話は戻って、ジェットボイルのコーヒープレスは、この道具みたいにジェットボイル自体がコーヒープレスになるものなんです。

なので、ジェットボイルでお湯を沸かしたら、そこに豆を入れてコーヒープレスを付けた状態で蓋をするだけ。4分たったらフィルターを押し下げ、蓋を付けたままマグカップに注げば出来上がりです。

あ〜、これやってみたいなあ…。絶対美味しいに決まってます。

あとはキャンプに行くだけ…

で、いつキャンプ行くの? 

ってことですが、なかなか行く時間が作れてません。

10月は色々バタバタしそうだし、9月中にフラッとたびに出るかな。

その間はソロキャン系の動画を見まくって過ごします。あ、絶対また余計なもの買ってしまいまそう…。

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