ようやく旧街道ネタ発信!
ここに来てようやく当ブログのメインとも言うべき旧街道をロードバイクで行く記事を書けそうです。
実は東海道、中山道の次に行ってみたかった街道として温めているところがありまして。
それが、
「朝鮮人街道」
という街道です。
朝鮮人街道は織田信長が安土城を築城し麓に城下町を作った際、当時安土のあたりからは距離のあった中山道の人の流れを安土城下に引き込もうと、現在の野洲市のあたりから分岐させて作らせた41kmほどの脇街道のことを言います。
織豊政権時代は中山道の「上街道」に対する「下街道」と安土や近江八幡あたりでは呼ばれてました。
まぁそのあたりの知識はちょっとネットでウィキペディアあたりを見れば分かるのですが、実際にどんなルートだったのか、果たして自転車で走れる道なのかサッパリ知りません。
そこでまずはルートの調査から始めました。
朝鮮人街道のルートを調べる
といってもまずはネットで検索。
いろいろ地図も出てくるには出てきます。
それらを見たらだいたい分かるのですが、それでは面白くない!
もう少し調査したというプロセスが旅を面白くするもの。で、図書館である本を借りてきました。
それがこちら、
「朝鮮人街道」をゆく
~彦根東高校新聞部による消えた道探し~
門脇正人著
この本は今から15年ほど前に出されたものですが、彦根東高校の新聞部とその顧問をされていた門脇氏が朝鮮人街道にスポットをあて、実際に資料を探したり現地で人の話を聞いたり見たりしながら行ったことを新聞の記事にまとめていった過程を紹介すると共に、朝鮮人街道についての解説や調査した結果のイラスト地図が載せられています。
で、この本を読んでイメージを膨らませつつ、本にある地図を見ながらマップにルートをトレースしました。
(マップがうまく表示されないのでリンクだけ貼っておきます。)
一部の本来の朝鮮人街道はすでに廃道になっていたり、途切れたりしているところもあります。
ただしあくまでも自転車で行くことを前提としてますので、自転車で走ることのできるコースを選んでトレースしてます。なので若干学術的なものとは違うかもしれませんが、だいたいは網羅できたのではないでしょうか。
次回、このマップをスマホに表示しながら「朝鮮人街道」の旅に出かけます!
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