近江の地酒:道灌 特別純米生原酒滋賀渡舟六号

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草津市の酒蔵 太田酒造の銘柄「道灌」。実はこのブログで紹介するのって初めてだったんですね。自分でも意外でした。

普段でも一番身近な酒蔵ということで、蔵の販売所まで道灌をしょっちゅう買いに行きますが、なぜかブログにはアップしてなかったんです。

ということで今回初めて紹介する太田酒造のお酒は、

 

「道灌」特別純米生原酒滋賀渡舟六号

原料米:滋賀渡舟六号
精米歩合:60%
アルコール度数:17%

というスペックの無濾過生原酒です。

 

先日、道灌蔵のある草津市の中心部で「草津街あかり」というイベントがありまして、その時に蔵で1杯300円で提供されていたのがこのお酒。

お祭りムードというのもあったかもしれませんが、飲んだ瞬間「旨っ!」って思いました。一緒に行った嫁も「美味しい!」って言ってました。

元々道灌の酒は滋賀酒の中でもスッキリとした辛口系が多いのですが、山田錦の親である滋賀渡舟を使ったこの酒は、山田錦のスキっとした淡麗さに適度な酸と香りが加わって、フルーティーという言葉がぴったり。飲んだ瞬間は日本酒であることを疑ってしまうような感覚になりました。もちろん無濾過生原酒ならではの炭酸のプチプチ感もしっかり味わえますよ!

この日は後で買おうと思ったら閉店してしまい買えなかったので、翌日改めて買いに行くと冷蔵ケースの中から無くなっていました…やっぱり売れてるんだァ。

と残念がっていたら、改めて壜詰したものにラベルを貼って出してくれました!こういった対応は蔵ならではですね。よくよく考えると蔵にいっているので「近江の酒蔵へ行ってきた」シリーズにしてもよかったかな。いけね、蔵の写真とってないわ。

ちなみに太田酒造の道灌と聞いて、歴史好きの人なら「んっ?」と思うかもしれませんが、こちらの蔵元は、かの築城の名手とも言われた太田道灌の末裔なんですね。ここ草津だけでなく灘にも蔵を持っており、日本酒以外にワインやブランデーなども醸造している規模の大きな酒造会社です。

東京営業所まであるので東京にも販路を作っておられます。私が東京に単身赴任中、日本橋の小伝馬町にある「小伝馬」っていう居酒屋で道灌の看板を見つけ、思わず飛び込んでからというもの東京へ行くたびに小伝馬に寄ってます。小伝馬のマスターも年1回は草津の蔵に店で出す酒を探しに来ているようです。こういったのもご縁を感じますね。

 

道灌の赤ラベル、もし関東圏でも見ることがあれば是非飲んでみてください!オススメですよ。

 

 

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