もうすぐ起業して丸２年

フナズシマルです。

サラリーマンやめて起業してもうすぐ２年が経ちます。

意外と早かったな……。

退職金から嫁や子供に大部分を差し出したあと、残った450万円を資本金にしてスタートしました。

いまも会社があるということは、この450万円がまだ底を尽きていないということになります。こんな私の先行きを案じて色々と助けていただいたり、声をかけてくださったりした周囲の皆様には感謝しかありません。起業において資金力や世の中を変えるようなアイデアももちろん大事ですが、なによりも人の繋がり、これにかなり助けてもらっていると感じております。

正直、営業経験もろくにない私。たいした売り込みなどもしておりません。が、サラリーマン時代からいろんなところに顔を出して、いろんな活動をしたり、いろんな方とお話しする機会を持つ中でご縁を沢山いただいて今があるように思います。

まだまだ死んでないというだけで、決してビジネスとして成功しているわけではないのですが、自分で考えたサービスを世の中に提供し、お金を稼ぐという経験はさせていただきました。求めてくださっている人が世の中にいたというだけで、まずは私の会社の存在意義はあったと感じて嬉しく思います。

さて、

2021年10月に旅行業登録してから、こちらも1年と9ヶ月。

まだまだ旅行会社としての経験は少ないですが、大手旅行会社からのご依頼でガイドツアーを運営しているため、そのやりとりを通じて旅行業会の仕事のいろはを経験させていただいているという状況です。

添乗員の資格（国内旅程管理主任者）も取りました。その研修では50を超えたオッサンが若い女の子たちに混じってバスツアーの添乗員実務の経験もさせていただきましたし、先日のビワイチツアーでは1泊2日＋昼食付きのプランを企画し、旅行手配と添乗員兼サイクリングガイドという、普通の旅行会社ではありえないような運営を行いました。

ちゃんと滋賀県旅行業教会の総会にも2年連続で顔出しているし。実は同じ町内に旅行会社経営されている方がいて、この前初めて自分が旅行業登録したことを報告したところ、町内会の旅行を任せると言っていただけました。

と、まあ少しずつではあるのですが、旅行業という世界の中で生きている自覚はついてきたように思います。

実際にこうやって旅行業やサイクリングガイドの世界に飛び込んだからこそ見えてきたこと、いろいろあります。たぶん私のようなスタンスの人は全国的にみてもかなり少ないかと。起業前にも偉そうにブログでつらつらの持論を語っておりますが、そこから実際にやってみてどう考えが変わったのか変わらなかったのか…。

そのあたりは次のブログに。