思いの文章化
こんにちは、フナズシマルです!
前回から時間が経ってしまいましたが、この間様々な出来事がが起こっておりまして…。
後々書いていこうと思ってはいるものの、お陰様で休日は忙しくさせていただいております。というわけで、なかなかこのブログの執筆まで辿り着かなかったのですが、忘れ去られて終わない程度に更新しないと…。
さて、「わなどう物語」の前回の続きです。
やりたいことの文章化。これ意外と難しい…。
なんとなく、こんなことやってみたいとか、あんなことやってみたいなあ…と頭の中では壮大なプランが描かれているのですが、それをフォーマットに従って書こうとするとことごとく「お前の考えは中身が無さすぎる!甘いんじゃ、ちゃんと考えろ!」と言われているように感じるのです。で、なかなか文章化できない…。
なので、一度フォーマットから離れて自分が本当に何がやりたいのか、そして自分には何ができるのか、もっというと自分とはどんな人間なのかと言うことと、とことん向き合う作業を繰り返すしかありませんでした。
正直ここで気持ちが萎えかけ、諦めたくなるくらい。社会人になって28年、恥ずかしながらこんなに自分と向き合ってきたことがなかったかもしれない…。
苦しいしシンドイ…。でも期限までには何らかの形で表現してK先生の元へと持っていかねばならないのです。
思いを誰かに話してみる
何とか言葉にしてフォーマットに書いて、そしてK先生と面談を繰り返しました。
K先生は、ここが良くないというような表現はされません。良かったと思うポイントだけ評価してくださり、次はもっとこうしましょう的な言い方で次のステップへと導いてくださりました。
その中で、自分の考えをできるだけ沢山の人に伝えるという宿題をいただきました。
「えーーっ、そんなことしたら俺会社辞めるってバレちゃうやん!」と思いましたが、これをやれるかどうかって私の本気度を試されているようなもの。本気でやると決めている以上、このチャレンジは受けて立つべき。
とは言いつつも、果たして誰に話すべきか…
最初はちょっと勇気が出ずにSNSを通じて質問を投げかけてみて、そこで頂いたコメントを参考にさせていただいたりしてました。
…これアカンやつですね。
SNSだからといって不特定多数の人の時間を一方的に奪ってしまっているし、私自身のレベルアップにもなっていない。ただみんなの善意を利用して情報を集めただけにすぎない行為なのです。実際、SNSでは多くのコメント頂きほとんどは好意的なものでしたが、一人だけ厳しいコメントを頂きました。
「自分のビジネスのためにみんなが趣味で楽しんでいる場所を使うな!」と。
捉え方はそれぞれかと思います。SNSを自分のビジネスのPRの場として使っている人なんて腐るほどいますからルール的にアウトなのかというとわかりません。でもその場所では適切な行為ではなかったと反省しています。結果的には色々サイクリストの考えを知る機会にはなりましたが…
そこで改めてちゃんと誰かに話そうと思いました。
(この時点では)会社にバレるといけないので、最も親しくしていただいている自転車仲間お二人にまずは話すことにしました。会社をやめてサイクルツアー関係で起業すると言うことを説明しましたのです。
お二人は少し驚いてはおられましたが大変親身に聞いてくださり、自らの経験なども踏まえ色々アドバイスまでしてくださったのです。
あ〜、そうかこのやりとりが大事なのだ。こうやって様々な方との会話の中で自分の考えがちゃんと言えるところと言えないところ、芯になっているものやブレてしまう曖昧なものが見えてくるのです。他者に自分の言葉をぶつけて跳ね返ってくるもの、そうやって見えてくるものが自分の本当にやりたいことなのです。
そうこうして自分の将来と向き合っているうちに、徐々にフォーマットに書く方向性が明確に定まってきていることに気づきました。それとともに自分が自信をもって先生に説明ができるようになっていったのです。
思いの軸が整理される
ちょうどこのフォーマットに事業のことを書き続ける作業をしていた時に、自分の考えを整理するために書いたのが以下の記事です。
そして、徐々に自分のやりたい方向性が明確になっていった中で改めて書いた記事が、
この記事です。
そう。
もともとツアーガイドだけでは難しいということはわかっていたので、レンタサイクル事業や、サイクリングクラブ的なもの、はたまたスクール的なものなど色々考えてはいたのですが、最終的に落ち着いた私の本当にやりたいこと。
それは、「滋賀県の魅力を旅を通じて伝えたい!」に絞られていったのです。
自転車はあくまで旅の「方法」「ツール」であり、自転車を使おうが使うまいがユーザーは旅を楽しみたいのであるから、提供するのは新しい旅のサービスとしてのサイクリングツアーであり、競合は既存の旅行形態なのです。
方向性が決まれば具体的な行動へ
と言うことで旅行業を目指すと言う目標の具体化が進みました。そして「国内旅行業務取扱管理者試験」を受験。
この度なんとかギリギリの点数で合格することができました!
この合格で完全に腹が決まりました。
旅行業自体はまったく未経験のフィールド。でもここで合格したのは、きっと神様が「やれ!」って言ってくれているのだと思います。
と言う訳で、旅行会社という形体での起業を目指すことになっております。
そうこうしている時に「輪の国びわ湖推進協議会」へのお誘いならびに、「輪学」への登壇をお申し付けいただくという怒涛の展開があったというわけです。お陰様でこの機会を通じて沢山の人に自分の考えを使え、また多くの方の反応を聞くことができ、かつ自身の思いをさらに強めることになりました。
実はこの時の動画を草津創業支援のK先生も見てくださいました。それをみて「以前よりもさらに事業プランの完成度が高くなっていますね」と言っていただきました。50になっても褒められるのって嬉しいもんです。
新しい世界が回りだす…
このことで会社以外の自転車界隈の方々には会社を辞めて起業するということが世間に知れ渡りました。当ブログには公開されていることではありますが、会社の方々には特に積極的にブログをプッシュしていないので、読まれているかどうかは…?
でも会社辞めると言っていたら、いろいろお手伝いのお話を頂けるようになりました。
とある団体で受けられているサイクルツアー造成事業のガイド案件や、とある観光マップなどのテキスト作成のお仕事なんかも…。
「くさつサイクルフェスタ」も、「草津ヘルスツーリズム」などの地元草津市の案件も3月に向けて動いているのでそちらのほうも準備中。
さらに、滋賀県◯◯組合の会報紙に連載しているビワイチコラムも最終回の記事を書き終えました。
果たして会社で仕事できてるのか怪しいくらい休日ビッチリ埋めて動いています。本当にありがたいことで、こういった経験やご依頼いただく流れは4月からの不安を和らげてくれます。
よし、がんばろ!
※わなどうとは
私が起業した際には屋号にしようと思っているものです。
漢字で「輪な道」。
英語のWanna do (やってみたい!) にもなります。
琵琶湖一周を表す輪っかの輪と、自転車で走る道。
滋賀のいろんな地域が道を通じて、自転車や旅を通じて輪になって繋がる輪。
そんな活動の輪の中に、私フナズシマルはいたいと考えています。
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