東近江市のディープなツアー決定!
こんにちは、フナズシマルです!
この度、東近江市観光協会様の本格的なサイクリングツアーの企画ならびに当日のガイドをさせていただくことになりました!
それが、
『ガイドとまわるぐるっと東近江サイクリングツアー』
です。
私、この4月より一般社団法人滋賀県自転車協議連盟の理事を拝命いたしまして、そこでサイクリングガイド事業を担当させていただいております。
で、今回は(一社)東近江市観光協会様から当連盟へご依頼していただく流れとなり、私とK西さんの2名でコース造成と当日ガイドを行うことになったのです。
このガイドツアー、全部で今年度8回の開催予定となっております。
凄くないですか? 東近江市内で8種類のコースを作成するんですよ。
東近江市といえば秋の永源寺や湖東三山(百済寺、金剛輪寺、西明寺)といったあたりは割とメジャーではありますが、それ以外は目立った観光地というものは滋賀在住の方でも思い浮かばない人が多い地域なのです。
しかし、実は隠された観光資源が豊富にある地域なのです。
むしろ車や公共交通で行かない場所にこそ、自転車のツアーで訪れる意味があるのですからね。そう、自転車のツアーってそもそもマニアックなのです。それだけに普通のツアーにはない魅力があると言えます。
6月から開催のツアーを紹介
ということで、まず手始めに2本のツアーを現在募集中です!
タイトルからもわかりますが、今回のツアー東近江市のジオツーリズムとして構成されているのです。
東近江市は愛知川の扇状地に広がっています。東は鈴鹿山脈から西は琵琶湖まで、愛知川の流れとともにその周辺に広がった自然、農業、文化、歴史を紐付けながら体験することができるエリアなのです。
土地や自然というものを感じるには、自転車という移動手段は最高の能力を発揮します。
風、坂道、匂い…そんなものを直接感じながら土地そのものを味わうことができ、きっとツアーの最後には東近江市のファンになっていることでしょう。
ツアーのコンセプトは、
〝個性豊かな自然とちょっと歴史な旅″
普通の旅では味わうことのできない、とてもディープな、それでいて地元に溶け込んでしまったかのような旅を体験できますよ。
かくいう私も、コース造成しながらすっかり東近江市の虜になってしまいました…やばい、住んじゃいそうです。
1:愛知川沖積地―湧水地から内湖畔を往く
ということで、ちょっとだけツアーの内容をご紹介。
「愛知川沖積地―湧水地から内湖畔を往く― 6/26(土)」では、愛知川の河口エリアとなる旧能登川や近江商人の故郷・五個荘を巡ります。
スタートは五個荘の金堂地区。五個荘ではもっとも有名な近江商人の集落ですが、他にもいくつかの近江商人の集落がエリアには点在します。それらは観光地化されていなく、今も生活の場として近江商人の歴史を引き継いでいるのです。そんな場所は車で押しかけていくのはNG。歩いていくには少し遠い…。ということで自転車がちょうどいいのです。
集落やその周辺には湧水も沢山湧いています。これらはもちろん愛知側の伏流水です。水は美味しい農産物を生み出します。それはやがて様々な土地の産物となり、地域の経済を支える力にもなっていきます。
ツアーはそこからかつて琵琶湖最大の内湖が存在した地域へと向かいます。
今では広大な水田地帯へと生まれ変わった大中の湖。その一部として残っているのが「伊庭内湖」です。伊庭内湖の側に、今も内湖の暮らしを色濃く残す集落があります。
それは「伊庭」。伊庭の水郷と呼ばれ、日本遺産にも登録されているエリアです。
集落には多くの水路や、カワト(川を使って炊事や洗濯などを行う場所)が残ります。水路は内湖と集落の行き来を田舟を使って行っていた場所です。伊庭の水郷では、今もその当時の暮らしをイメージすることができるのです。
ツアーでは他にも、この伊庭で現在も毎年行われている奇祭「伊庭の坂下し祭り」の解説や、季節の花のスポット、旧能登川や五個荘エリアの地元の人に愛される和菓子店や酒蔵、工房などを訪ねることで、地元の人でしか知らないような地域の魅力に触れることができます。
2:愛知川扇状地―扇頂から左岸を往く
「愛知川扇状地―扇頂から左岸を往く― 7/3(土)」では、秋の紅葉で有名な永源寺を中心としたツアーです。が、我らのツアーは有名地だけでは終わりません。
紅葉の永源寺とは一風変わった別の永源寺の顔を探す旅なのです。
滋賀で最も有名な人は西川貴教さんかもしれませんが、負けず劣らず有名なのがこの飛び出し坊やの「とび太くん」。ここ永源寺はとび太くんの生まれ故郷なのです。
他にも不思議なエリアが!
田んぼのど真ん中に突然現れるリアルな案山子たち。まるで本物の集落の人々かと見紛うほどによくできた案山子が住む「永源寺リアル案山子ワールド」にもお連れいたします。
はい。もうこの時点で永源寺のイメージは完全に崩れ去ったかと思います。
もちろん永源寺ならではの景色もコースには取り入れていますよ。
夏の濃い緑に包まれる永源寺や永源寺ダムなども、秋とは違った清々しい景色を見せてくれます。
こちらのコースもブラタモリに匹敵するくらいのマニアックなジオツーリズムと歴史の解説がついています。
それぞれのコースでは専門のガイドの先生が詳しい解説をしてくださるので、参加者の皆様の知的好奇心も満たされること間違いなしです。
さあ、新しい旅の形であるサイクリングツアーに参加し、まるでタモリさんになった気分でディープな地域の魅力を知る旅の体験をしてみませんか?
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