近江の地酒:浅茅生(アサヂオ)酒造り三百三拾年しぼりたてうわずみ

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大津の酒蔵:平井商店

大津は東海道53次の53番目の宿場町。
鉄道や車といった交通機関が発達するまでは、琵琶湖を通じて京都へと物資を集約する港としての役割を持つ、近江で最も大きな港(大きな津)として発展した町です。

「人が集まるところに酒蔵あり」

やはりこの大津も酒造りが盛んであり、「大津酒」という言葉があるほど。今でも滋賀県酒造組合所属の酒蔵は3蔵あります。
そのうちの一つ、「平井商店」さんは、万治元年(1658年)より350年続く大変歴史ある蔵。
菱屋町商店街のアーケードの中に杉玉が吊り下がった、ひと際重厚な店構えを見ることができます。

浅茅生 酒造り三百三拾年しぼりたてうわずみ

平井商店さんのメインブランドは「浅茅生(アサヂオ)」
たまたま菱屋町商店街を歩くことがあったので、フラッと立ち寄ってみました。

そこで進めてもらったのがこちら。


浅茅生 酒造り三百三拾年 しぼりたて うわずみ(純米 無濾過生原酒)

私がよく飲むのは岡本本家の「金亀」や藤居本家の「旭日」、美冨久酒造「美冨久」、上原酒造の「不老泉」などの濃厚旨口系。
そんな滋賀酒の中にあって、こちら平井商店の「浅茅生」はどちらかというとスッキリ辛口系の商品が多い蔵。
濃厚系に飽きたときにたまに飲んでます。

この「浅茅生 酒造り三百三拾年」というお酒は、県内のスーパーなどでも売られている割とリーズナブルでポピュラーな純米酒。
ただし今回ちょっとちがうのはそのポピュラーなお酒の「無濾過生原酒」というバージョン。
しかも「しぼりたて」で、かつ「うわずみ」ときた!
お店の方からもしっかり旨みもあってシュワシュワなお酒ですよって言われて思わず買ってしまいました・・・。

日本酒はその商品名の中に様々な特徴を表す情報が示されています。
【無濾過】・・・活性炭による濾過工程を通して、お酒の中に残る滓(おり)という醪(もろみ)の残りかすを取り除くのですが、無濾過とはこの工程の前に詰めたことを示します。
【生】・・・火入れといってお酒を加熱することで発酵を止める工程をしていないということです。したがって絶賛発酵中ということ。
【原酒】・・・通常は加水することで度数を15%くらいに下げて味を調節しますが、これを していない搾ったままのお酒。度数も18%くらいあります。

無濾過生原酒という言葉にこれだけの要素があるんです。

さらに、
【しぼりたて】・・・これはそのままの意味。つい最近出来上がったばかりのお酒ということです。
【うわずみ】・・・無濾過というところに関連しますが、通常濾過の前には搾ったお酒をしばらくおいて滓(醪の残りかす)を沈殿させます。その際の「うわずみ」を汲んで詰めたという意味。下にいくほど滓が絡む。どこから汲むかによって「中汲み」とか「滓がらみ」などもあります。

同じタンクのお酒一つでいろいろな種類の商品になっていくのです。日本酒ってそんなどころも面白いですよね。もちろんそれぞれ味も変わってきます。

さて、この「浅茅生 酒造り三百三拾年 しぼりたて うわずみ」、ウチの嫁がガンガングビグビ飲んでしまいました・・・
ということでおそらく女性にも好まれる味と言うことか・・・(´;ω;`)

お店の方の言う通り、スッキリした中に酸味と旨みがしっかり腰を据えており、かつシュワシュワ!
単純な淡麗辛口でないのはやはり滋賀酒ならでは。さすが350年の歴史が醸されています。
リーズナブルな部類のお酒なのにこの完成度というのが素晴らしい! 今宵も良いお酒に出会えました!

蔵元の娘さんが女性杜氏として活躍されている平井商店。
他にも「湖舟(フーシェ)」というもっとシュワシュワな女性を意識したお酒もありますよ。こちらもおススメ。

【有限会社 平井商店】
〒520-0043 滋賀県大津市中央1丁目2−33

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