退職願を提出いたしました…
前回の記事はこちら。
本日、早期退職制度の「退職願」を提出しました。
あと、部門内のみんなにも3月末退職のことを話しました。ここまでの経緯とともに洗いざらいを…。
なぜかみんな知ってましたね。こう言う話ってなぜ漏れるんですかね…。まあ、困るわけではないのでいいですが…。(って、このブログ見たらバレバレなんですけど)
さていよいよ3月末で会社人生を終えて新たなステージへと挑むわけですが、だいたい会社辞めると半年か一年くらい気ままな生活をしてみたり長期の旅行などに行くとか、フリーの時間を満喫するにはちょうどいい機会のはず。
でも私の場合、どうやらその時間はあまり無さそうです…。
コラボ滋賀
起業するにしても右も左もわかりませんので、まずは情報収集。
ということで、滋賀県の創業支援施設「コラボ滋賀」の門を叩くことにしました。
こちらは起業を目指す人に様々なサポートを用意してくれています。
- WIFI完備のコワーキングスペース「BizBase」
- 創業支援のための施設やサービスが揃う「創業サロン」
- 販路開拓、各種相談の窓口
- ビジネスマッチングやPR機会の創出
- 商工会議所や県下の各種団体事務所が入っており人脈形成しやすい環境
と、スマホのように1つの箱の中に起業のためのありとあらゆるものが揃っているのです。以前に一度訪れて説明いただいたときから、「こりゃ、スゲ〜便利!」と、コラボ滋賀の創業サロンを利用したいと考えていました。
創業サロンは月額5000円から借りられるシェアオフィスで、起業の基本ノウハウや事業運営のアドバイスが受けられます。また各種団体との顔繋ぎもしていただけますし、行政書士・社会保険労務・税理士さんなどの紹介、他にもホームページ作成の会社やデザイナーの紹介なども受けれるのです。
何も知らない起業初心者にはこれ以上ない至れり尽くせりの場所となっています。
といっても、申し込めば「ハイいつからでもどうぞ!」と言うわけではありません。
申し込み書には自分の始めたい事業についてプランを詳しく書くようになっていますし、それを受けて施設利用前の面接会も実施されます(私の時は面接官の方は3名おられました)。基本的には落とすためのものではないのですが、施設運営者側としてもどんな人がどんな思いで利用しようとしているのか知っておきたいという理由で面接されます。なのでしっかり事業の内容をプレゼンすることが求められますし、緊張しなくていいですよと言っていただけますが緊張もします…。
ま、でも創業サロンを利用したいと思う人はここで事業プランを語れないようでは利用しても意味がないので、プレゼンのレベルは問われないとしても当然ながらやりたいことを熱意をもって説明できないといけません。
ひとまず、先日この創業サロンの面接を終え、無事3月からでも利用開始できるようになりました。
実はここを利用したいと思った理由は他にもあります。
この施設に入居している組織に、
- 公益社団法人 びわこビジターズビューロー
- 滋賀県酒造組合
の二つが入っているのです。
今後、「国内旅行業務取扱管理者」の資格を生かして旅行業を始めるにしても、旅行業界で一時的に働くとしても、滋賀県の観光協会である「びわこビジターズビューロー」様とは繋がっておきたい。また私の現在行っているツアーにおいても、酒蔵巡りは絶対に入れたいので、「滋賀県酒造組合」様は是非とも繋がりをもっておきたいのです。
というわけで、3月以降はこちらの施設を利用していきたいと思います。
旅行業セミナー受講
それと、もう一つ準備していること。
旅行業始めると言って資格を取ったわけですが、普通はどこかの旅行会社で実務経験を積んで、かつ自分を贔屓にしてくれるお客様と繋がりを持った上で独立するというのがセオリーなんだと思います。普通は…。
ただ私には何も実務経験はありません(無謀すぎ!)。あるのはサイクリングツアーに関することぐらい。(もちろん地球の歩き方特派員としての滋賀の観光情報はそれなりに知っているつもりですが…)
旅行業実務となると旅程表の作成や添乗業務などはなんとなくイメージできますが、実際には申し込み時の事務処理、価格の設定方法、各種保険のこと、旅行手配の方法、旅行業協会のことなど、当たり前ですが様々な知識が必要になります。
そういったバックヤードの話はなかなか業界に入らないと知ることができません。
4月以降、もし可能なら半年でも1年でもアルバイトで良いので実務経験を積んでみるのもありかなと思っており、その意味で職安に行って求職活動はしようと思っています。(そんな都合の良い会社がこの状況の中あればですが…)
旅行業のバックヤードについては実際に旅行会社に入って働かないと知ることができないと思っていましたが、色々調べてみると実はそのバックヤードを見せてくれるセミナーを運営している旅行会社がありました。
京都にある「萬転」(まんてん)という会社です。
こちら、「失敗しない旅行業 着地の達人」というサイトを運営されており、ネットで旅行業の開業方法を教えてくれるところを探していたら辿り着きました。
で、こちらのセミナーを受講するために先日京都の萬転様事務所まで行ってきたのです。
結論、このセミナーを受講して大正解でした!
やはり旅行業界の裏話や、旅行実務が実際にどんなものなのか、さらには旅行業の営業やWEBでの集客テクニックなど、実際にビジネスとして稼ぐための様々なノウハウを教えていただけました。
それだけでなく、本当に事務所のカウンターの向こう側に入らせていただき、数々の工夫が凝らされているデスク周りまで見せていただけました。
お話の中でも特にWEB集客のノウハウは、旅行業以外でも使えるテクニックです。
やはりこういった生々しいビジネスの話は業界に入らない限り普通のセミナーではなかなか聞けないので、公開してただけるのはありがたいですね。サイクルツーリズムというカテゴリの中だけでは見えてこない旅行業という視点からの入り方は今のところ手応えを感じてます。
今、大手の旅行会社がコロナ禍で大きな痛手を受け、街中の旅行カウンターは次々閉鎖されています。でもこのセミナーの話を聞いてみると、他業界の例に漏れずそもそも旅行業界自体の抱える課題があり、それがコロナによって露呈してしまった面もあるのだとわかりました。
つまり、これからの旅行業はその点をちゃんと押さえていかないといけないということです。
サイクルツーリズムは間違いなく従来型の旅行と違う価値を提示できます。それは旅行者の選択肢を広げることにもなりますし、旅行業界(交通、宿泊、観光スポット、お土産)のあり方や対象も変えていくと思います。
果たしてどこまで市場に受け入れていただけるかというところは不安はあるにはありますが、旅行業の方から話を聞けば聞くほどサイクルツーリズムには可能性を感じています。
※わなどうとは
私が起業した際には屋号にしようと思っているものです。
漢字で「輪な道」。
英語のWanna do (やってみたい!) にもなります。
琵琶湖一周を表す輪っかの輪と、自転車で走る道。
滋賀のいろんな地域が道を通じて、自転車や旅を通じて輪になって繋がる輪。
そんな活動の輪の中に、私フナズシマルはいたいと考えています。
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