第1回くさつサイクルフェスタ「ちょこっとビワイチ体験サイクリング」実施!

第1回くさつサイクルフェスタ開催

先日のブログでも紹介した草津では初めてとなる本格的なサイクルイベント「第1回くさつサイクルフェスタ」。

草津市で本格的サイクルイベント「くさつサイクルフェスタ」開催‼

3月25日に清々しい青空の元、無事開催することができました! まずは天気で良かった・・・とほっとしております。
自転車イベントはなんだかんだ天気が重要ですから!

前日は前夜祭として京都の井手町を舞台とした自転車映画「神様の轍-Checkpoint of the life」(監督:作道雄、主演:荒井敦史・岡山天音)がホテルボストンプラザ草津にて上映されました。
こちらも招待枠にて見に行ってきましたが、上映の前に監督の作道氏と主演の荒井さんのトークショーでは軽快なお二人のトークが大変面白かったです。監督の作道氏が上映会やトークショーの司会もされていたので、一瞬監督とはわからず・・・
作品の中で主役の生徒に声を掛ける津田寛治さん演じる先生が進路に迷う主役に「好きなことをヤレヨ!」と言うセリフや、主役の生徒が「何か面白いことが目の前に流れてこないかずっと待っているんだ・・・もし流れて来たらそれに飛び乗るんだ・・・」と言うセリフに、監督のメッセージが込められていると感じました。
好きなことをして生きていく、決して簡単なことではないかもしれないけど子供たちにも伝えたいメッセージですね。

スキルアップ教室

いよいよ私Funazushi-maruが大役を果たす日・・・

当日は朝の7時30分には現地入りし、他のイベントスタッフや関係者の方々にご挨拶してまわりますが会場が広い!
会場の「ai彩広場」は浜街道からメロン街道までを繋ぐ長さ1.2㎞の公園。端から端まで移動するにはやっぱり自転車が一番!本部テントとスキルアップ教室の会場が遠かったため会場内を自転車で何度も往復しなければならず、若干サイクリングまでに脚が売り切れないか心配してました・・・(どんだけ貧脚なんだ)。

時間が迫り会場設営も本格的に始まると入念に準備はしたと思ってはいたものの、参加費のお釣りや領収書がなくって開場30分前にコンビニへ買いに走ったり、参加者登録されたお客様の名前が名簿に無くあたふたしたりと、初めてだけあっていろいろ課題も発生。でも何とか開催にこぎつけました。

もともと40名の定員でしたが、いろいろあって最終的に15名での開催となりました。でも結果的にはちょうど良い人数だったかもしれませんね。

参加者の年齢の幅も広いですよ!
上はアラウンド70歳のガッツリサイクリストから、下は補助輪付き自転車の6歳児まで・・・
自転車もロードバイクの他にも、クロスバイクやマウンテン、ママチャリと、これだけバラエティーに富んだ自転車で一緒に楽しめるイベントは他には無いと思います。

第1部のスキルアップ教室では、一本橋やスラローム走行など大人も子供たちも、経験者、初心者もワイワイと、でも真剣に取り組んでました!
一本橋なんかは経験者でもなかなか手強かったようで、最後まで渡り切るのは至難の業みたい。

ちょこっとビワイチ体験サイクリング!

そしていよいよ第2部に突入!
「くさつサイクルフェスタ」は滋賀県のビワイチ推進政策の下、琵琶湖周辺の各自治体がビワイチや自転車観光推進に対してのアプローチとして取り組んでいるものの一つであり、草津市は草津観光物産協会が中心となって進めている「くさつビワイチプロジェクト」で運営する一発目のイベントなのです。(BIWAICHI+KUSATSUというホームページで今後取り組みが紹介されていく予定です)

今回私が考えたコースは、中心地が琵琶湖からは少し離れている草津市が「ビワイチ」と言う場合、どのようなものが考えられるのか・・・。草津市と琵琶湖の関りを感じつつ、ビワイチのサイクリストが草津市に寄り道したり、また草津に在住の普通の方が「ビワイチ」というまだまだサイクリスト向けである(敷居の高い)ものにどうやって触れる(ちょこっと体験する)ことができるかという視点で考えました。(ここは大真面目ですよ)

そのコースとはこちら!

草津市中心部から真っ直ぐに琵琶湖へ直結できる草津川跡地公園。これをハブとしながら湖岸へアクセスし、家族連れやサイクリストにも人気の烏丸半島を第2の起点としています。その間に点在する草津市の歴史や自然、景観を体感できるちょっとマニアックなポイントをコースとして整理してみました。
(ちなみにBIWAICHI+KUSATSUにあるサイクリングコースは私の案を一部採用していただいております)

まずは「ai彩広場」から草津川のサイクリングロードで湖岸道路へ出て、そこからまずは烏丸半島を目指します。
小さいお子さんや初心者の方の参加も踏まえて、7㎞程の道のりに休憩を一か所設定。


休憩場所にしたのは「蓮海寺」のある志那の公園。こちらは湖岸道路からアプローチできトイレもあります。ちょうどスタート地点から烏丸半島から真ん中くらい?なのですが、ここって草津市民でもなかなか知らない場所なんですよね。
湖岸道路からも植え込みで見えにくく存在が分かりづらい。でもここは中世の旧街道である志那街道の出発点でもあり、歴史上の有名人も訪れている場所。
蓮の咲く池もあるなどなかなか風情のある景色がありますよ。

烏丸半島では「カフェイントロ」様にて琵琶湖のお魚等をお洒落に色々仕込んだお弁当で昼食。

皆さん、ブラックバスのフライやウロリの佃煮、タテボシと豆の煮ものなど琵琶湖の幸を楽しんでいただきました!


で後半はそこから淡水真珠の養殖場所にもなっている内湖のまわりを通っていくコース。草津には大きな内湖が点在しているのです。
内湖も琵琶湖の一部と考えれば、湖岸をサイクリングすればビワイチの気分を十分に味わえますよね。草津市を出ずとも湖岸の風を浴びながらのんびりとサイクリングできる内湖。まさに「ちょこっとビワイチ」なのです。


「浮舟」地区の浄化施設は自然を利用した田んぼの水を綺麗にする施設。ですがなかなか不思議な景観を生み出していて面白いんですよね。
中央の池には島のような場所もあって、ヘラブナ釣りをしている方も沢山います。こんな場所も車や徒歩では絶対に来ない場所。自転車だから、サイクリングだから訪れることができます。

そこから、砂摺りの藤で有名な三大神社とは違って、同じく志那三郷の藤棚をもつ「志那神社」の脇を通ります。三大神社には観光で行かれる方も多いかもしれませんが、志那神社まで足を延ばす方は少ないでしょう。でも自転車なら・・・。

そしてまだ蕾の桜並木(桜が咲けばサイクリングコースの後半における一番の見所になる場所)を通って平湖へ。

この先の休憩スポットとなる湖岸の公園までに小高い橋があります。
橋を登ると目の前に平湖の穏やかな湖面が視界一杯に広がります! プチヒルクライムの達成感をここで体感です!


橋を下った先にある平湖の湖岸で最後の一休み。吹く風が大変気持ちがいいので後半に疲れた身体を癒してくれます。この場所は綺麗に整備されておりトイレも完備。

帰りは葉山川のサイクリングロードを通って・・・(ここもFunazushi-maruが好きな道です)

今回15名の参加者のうち、6歳と7歳のお子様も一緒になって楽しんでくれました。
6歳のお子様(補助輪付き)とそのお母さま(レンタルのママチャリ)は最近まで自転車にも乗っていなかったというくらいの初心者の方で、その意味では今回の13㎞はいきなりの大チャレンジ!
私も最初補助輪付きを見た瞬間は「えっ?補助輪・・・」と、急きょのコース変更も頭をよぎりましたが、ランチの烏丸半島が変えられないので行かざるを得ない状況。正直ビビりました・・・。

でもこの子が無事最後まで走り切ったのです! これには参加者の皆さんも感動の嵐。
走行中はこの子のペースに合わせて時速10㎞前後の超ゆるゆる。でも誰も文句ひとつ言わず、むしろ普段とは違うノンビリペースを楽しんでくださったのです。
このあたりがサイクリストの方ってホントにいい人ばかりだと思うところ。自転車をはじめて私は嫌な人にあったことがありません!(と言い切ってみる・・・)

このお子様がランチの時に「自転車楽しい!僕自転車が一番好きになった、早く自転車に乗ろうよ!」って出発をせがんでくれた時、私の中でくさつサイクルフェスタは大成功となったと感じました。たとえそれがたった一人だったとしても、きっと今回のイベントにとって大きな意味を持つものだと思うからです。
まずは第一回目。ここから自転車の輪や仲間が広がっていけば。
会場の他のイベントもかなり盛り上がっていたようですし、急ごしらえのところはあったものの何とか無事に大過なく終えることができました。
終了時の他のイベントスタッフの方々の顔を見れば、みんなそれぞれ充実した感じに見えましたので楽しめたのだと思います。
実はこういうイベントってスタッフ側が一番面白いんだなと最近わかってきましたね・・・。

今回初心者と言う意味では私もイベント運営初心者で、しっかり仕切らねばならないところ至らない点ばかりでしたが、「びーもサイクル」メンバーの皆様にはテキパキかつ臨機応変にフォローしていただきました。いや~、皆さんスゴイです・・・改めていろいろ勉強になりました。

第2階も是非続けていければなって思います。(次回はもう少し参加者増やしたいな・・・)

今回のコース、私Funazushi-maru、いつでもご案内いたしますので、ブログからでもSNSでも是非お声がけくださいね。
きっとあなたの知らない草津市に出会えること間違いなしです。

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